7月6日の東京株式本則市場は、エーザイが日経平均で稀なストップ高となって大引け

7月6日大引けの東京株式市場は、日経平均が前日比241円15銭の2万1788円14銭、TOPIXは前日比15.34ポイントの1691.54ポイント、東証二部指数は前日比133.57ポイントの7249.49ポイントで終えました。
 米中が相互に関税を発動したことで、6日発表予定のアメリカ雇用統計を気にしつつ悪材料出尽くしの買戻しが入ったようです。
 東証一部では、大型株指数が前日比0.9%上昇、中型株指数が前日比0.79%上昇、小型株指数は1.36%上昇となりました。
 エーザイとNASDAQ上場のバイオジャエンが8時30分、プロドローマル及び早期アルツハイマー病患者856人を被験者とするアルツハイマー病の新薬候補である抵アミロイドβプロトフィブリル抗体BAN2401の臨床第2相試験において、BAN2401が臨床症状及び脳内アミロイドベータ蓄積の両エンドポイント(臨床試験において研究を行っている投薬などの介入が有益か否かを客観的に測定するための結果)で疾患修飾(疾患の再発率を抑制または進行を遅らせる作用)効果を世界で初めて後期臨床実験で立証したことを発表し、これが評価されて、前場で日経平均採用銘柄としては稀なストップ高9200円の株価をつけたまま、後場でも崩れずに大引けとなりました。なお、同臨床試験の詳細結果は今後、学会などで発表予定だそうです。
 エーザイのストップ高により、業種別指数ランキングで1位が医薬品となりました。また2位に電気機器、3位が卸売業となっています。
 エーザイが全取引所株式ランキング値上がり率6位、6月売電量を発表したレノバが同9位となりました。また、ロジザード大株主のフューチャーが上昇しています。
 一方で、ぐるなびがみずほ証券の投資判断格下げで全取引所株式ランキング値下がり率4位となり、前日に第1四半期を発表した東北地方のドラッグストア薬王堂が、今期は受け取り補償金が無いために連結経常利益が減少したことで下落して同6位、中国製薬会社で製造された原薬に発がん性物質が混入しているとして血圧治療剤バルサルタン錠を自主回収したあすか製薬が同10位となりました。
 東証二部では、東芝や朝日インテック、工業用樹脂部品の三光合成やロジザード株主のコンテックが上昇しました。